tmproxy.exe ミニFAQ集

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Q1. tmproxy.exeはなんですか?
A1. Trend Micro Proxy Service。
トレンドマイクロ社 ウイルスバスターにて使われるモジュール(プログラム)の一つ。
主にネットワーク系を担う。

Q2. tmproxy.exeが起動していないとどうなるか?
A2. ウイルスバスターをインストールしていないパソコン(PC)には特に影響はない。(そもそも存在しない)
ウイルスバスターをインストールしているパソコンには以下の影響がある。
・Webページが見れない。(画像が突然表示されなくなる、ハイパーリンク先がDNSエラー表示になるなど)
・メールの送受信ができない。
・インターネットにアクセスする(ネットワークにアクセスする)プログラムが正常に動作しない(動かない)。
等の症状が発生します。
ウイルス(ワーム)に対する影響については不明です。(ルータで防護されたネットワークなので検証していない。)
リアルタイム検索(ファイルに対する)は正常動作します。(こちらはtmntsrv.exe、pccmain.exeが担う)

Q3. どうしてtmproxy.exeが起動しなくなる(強制終了する)のか?
A3. 明確な原因は不明です。(トレンドマイクロ公式ページの情報、解析不足)
現在のところ、
1.Hyper-thread対応CPU、DualCore対応CPU(Pentium-4 2.6CGHz以降、Pentium-D 820以降、Athlon64x2等)、マルチプロセッサ構成(サーバ等)を使用している。
(タスクマネージャを起動してCPU使用率が2個以上見える場合がこれに相当する)
2.負荷を掛ける(大量のWebアクセスなど)
上記のいずれかが原因と考えられます。
1.はウイルスバスター2005,2006ともに最新バージョンであれば対応済みのはず。(マルチプロセッサ構成除く。DualCoreは明記無し)
2.は経験上、数時間経過してから発生することが多いため。

Q4. パッチ(修正プログラム)はないのか。
A4. Hyper-Thread(ハイパースレッド)対応パッチ(ウイルスバスター2005)を除き、現在本件に対する修正パッチはありません。
(2006年4月5日現在)

Q5. 回避方法はないか
A5. 以下の設定を行うことにより、多少は改善することができます。(根本的解決にはなっていませんが)
1.管理ツールの「サービス」を起動します。
*Windows2000の場合
「スタート」メニュー→設定→コントロールパネル→管理ツール→サービス
*WindowsXPの場合
「スタート」メニュー→コントロールパネル→(パフォーマンスとメンテナンス)→管理ツール→サービス
2.TRend Micro Proxy Serviceを選択し、右クリック→プロパティをクリック。
3.「回復」タブをクリック
4.「最初のエラー」「次のエラー」「その後のエラー」をすべて「サービスを再起動する」に変更する。
5.「サービスの再起動」を1分後に設定する。
6.「OK」をクリックする。

これで幾分改善します。

設定画面はこちら。画像を表示する

Q6. 設定が面倒
A6. コマンドプロンプトで実行するためのスクリプトを用意しておきますが、保証は致しません。

WindowsXP用 サービス制御コマンド(for ウイルスバスター2006)
「スタート」→「ファイル名を指定して実行」を開き、以下のコマンドを入力して実行してください。(スペースもそのまま入力しないと動作しません)
cmd /c sc failure tmproxy reset= 60 actions= restart/30000/restart/45000/restart/60000

↑選択できます。
Windows2000では上のコマンドおそらく動作しません。(未実装)

レジストリファイルを作成しようと思いましたが、バイナリ値で書かれてること、他のマシンでも同じ値になるかが確証が持てないため、公開いたしません。御了承ください。


お問い合わせ:spam@pc-diary.comまで。

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