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Transcend Wi-Fi SD Card 速攻?レビュー

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SDカードやコンパクトフラッシュなどのフラッシュメモリで有名なTranscend社がWi-fi SDカードというものを2013年1月29日に発売したそうです。
このWi-Fi SDカードの機能は、無線を利用したスマートフォンへの画像転送を簡単に出来るというのが売りとなっています。最近のデジタルカメラには標準でこういった機能を搭載した機種も多くなってきておりますが、そういった機能が無い機種でもこのSDカードを挿しこんで設定すれば同じように使えるようになります。
この系統の代表的製品としては、Eye-Fiカードというものが数年前に発売されています。他にも競合製品は多く発売されていますが、現時点(2013/2/11)で最後発となる製品です。

TranscendのTwitterアカウントに唆されて勧められて、先日買ってきました。
せっかくなので、32GBモデル(TS32GWSDHC10)を購入。ソフマップザウルス1で6980円でした。
ちなみに、16GBモデル(TS16GWSDHC10)もあります。

レビューの続きは「続きを読む」から。

まずは、SDカードそのものの性能から。
Crystal Disk Mark 3.0.2 x64
カードリーダー:BSCRA51U3 USB3.0と見せかけたUSB2.0接続

単位 MB/s リード ライト
シーケンシャル 20.044 17.474
ランダム(512K) 20.246 0.681
ランダム(4K) 2.397 0.006

結果はまあまあ、Class.10の1.7倍の性能が出ているので良いのではないかと。


次は、この製品の最大の売りである無線機能について。
まず、Android系/iPhone系(以下スマートフォン)にアプリをダウンロードします。
次に、このSDカードをデジタルカメラに装着。
今回はSony DSC-WX50に挿しこんでみました。動作確認機種リストにはありませんが、まあ大丈夫でしょう(といいながら実は別の店で動作テスト済)

デジカメの電源を入れ、フォーマットを行ったら、今度はWi-fiの設定を行います。
この状態では、ダイレクトシェアモードという状態で起動しています。SDカードがアクセスポイントとなるモードです。(=スマートフォンのインターネットは使用できない)
スマートフォンのWi-FiをONにしたら、このSDカードのSSID/WPA2-PSK KEY(封入された紙片に記載)を入力して接続。
接続が完了したら今度はスマートフォンのアプリを起動。
今回はF-10Dを使用しています。
起動するとこんな画面に。

Screenshot_2013-02-11-14-08-48.png

この状態で、メニューの「再スキャン」をかけてSDカードが見つかると使用できるようになります。(「閲覧」部分の画像がSDカードに変わる)
「閲覧」ではすでに撮影しSDカードに記録された画像を閲覧するモード。
「Shoot&View」では、シャッターボタンを押して撮影した画像をほぼリアルタイムでスマートフォンで閲覧できるモードです。
「閲覧」は一見すると単なるSD内の過去に撮影した画像閲覧&転送モードですが、私の持つデジカメ、Fujifilm HS30EXRはSDカードと本体メモリとの間での画像転送ができるので、それを利用して別のSDカードで記録した画像をWi-Fi SDカードを経由して取り扱うことができます。
「Shoot&View」で送信できなかった場合でもあとで転送できますしね。


先に「Shoot&View」機能をレビューします。
動作としては、デジタルカメラのシャッターを押す→SDカードに記録される→アプリにプレビュー画像が送信される→必要に応じスマートフォンに詳細画像を保存する、というプロセスになります。
初期画面。この状態で撮影を行います。
Screenshot_2013-02-11-14-46-35.png
だいたい記録完了から5秒で転送開始、14秒でプレビューまで完了します(16Mピクセル)
Screenshot_2013-02-11-14-48-04.png
転送開始までの速度は画質にかかわらず一定(おそらく電波状況に依存)ですが、プレビュー完了までの時間はデジカメでの撮影画質に完全依存です。(VGAサイズ30万画素だと1秒もかからない)
つまり、画質が高ければそれだけプレビューおよび転送完了までに時間がかかることになります。これは仕方の無いことかなと。
ちなみに連続撮影すると最後の画像がプレビューされます。それ以外のを見るときは「閲覧」モードで見るしかないです。


次は「閲覧」モード。
Wi-Fi SDカードを認識していないときはスマートフォン内の画像(スマートフォンにダウンロードした画像)を閲覧するモードですが、認識しているとSDカードのフォルダ選択画面に。
フォルダを選択すると、まずサムネイル→タップするとプレビュー画像→さらにタップするとスマートフォンにダウンロード/EメールorFacebookに送信、が選べます。
サムネイル表示は結構速いですが、プレビュー画像表示は毎回再生成しているのか、Shoot&View時と同じように時間がかかります。
サムネイル画面とどれかをタップしたあとの状態はこちら。
Screenshot_2013-02-11-15-27-21.png Screenshot_2013-02-11-15-27-46.png
また、スライド時の反応が若干もたつきます。かなり大きくスライドしないと前後の画像に切り替わりません。
ここはアプリ側の改善で、せめて閲覧ビューから抜けるまでプレビュー画像のキャッシュ保持とスライドの改善を望みたいところ。


次は、このSDカードのもう一つの通信モードである、「インターネットモード」
二つのモードの違いは、

  • ダイレクトシェアモード
    Wi-Fi SD カード(アクセスポイント)←スマートフォン(Wi-Fiクライアントモード)
  • インターネットモード
    無線LANルータ、モバイルWi-Fiルータ、テザリングを有効にしたスマートフォン(アクセスポイント)←Wi-Fi SDカード(クライアント)

となります。ダイレクトシェアモードがSDカードとスマートフォンの1対1接続に対して、インターネットモードでは最大3台のデバイスからSDカードにアクセスできるようです。

設定は最初にWi-Fi SDカードを使用する際に表示されるWi-Fi Quick Setup画面中の「Setup HotSpot」でも設定できますが、通常は以下の手順で設定します。

  1. 無線LANルータ等のSSIDとKEY、セキュリティレベルを設定もしくは確認する。SSIDは任意ですが、セキュリティレベルは「WPA2-PSK(SPECにはWEP/WPAも書いてあるが...うまく行かず)」、KEYは8文字以上の英数字を設定する。
  2. Wi-Fi SDカードに接続(この時点では、まだダイレクトシェアモード)し、アプリを起動、「設定」→「インターネットモードの設定」と順にタップし、ここにSSIDとKEYを入力。(3種類登録できる)その後デジタルカメラの電源を切り、カードを挿抜し直して電源を再投入する。
  3. アプリから「設定」→「接続モードの切り替え」でインターネットモードに切り替え
  4. アプリを起動し直して、アプリメニュー内の「再スキャン」をタップ。成功すると「接続しています」→「認証情報入力」ののち、閲覧ボタンの画像が変化する。

これで設定可能・・・のはずなんですが、私のスマートフォン F-10D(Android 4.0.3)のテザリングモードではうまく使えません。
(後日補足:テザリングモードに設定したスマートフォンを「Wi-Fiモバイルルーター」として扱い、そのネットワークに対して別のスマートフォンとWi-Fi SDカードを接続してインターネットモードは利用できます。テザリング設定したスマートフォンから直接Wi-fi SDカードに接続することはできない、ということです。)
再スキャンを推しても一瞬で終了する上に、全くWi-Fi SDカードを発見する気配がないのです。
スマートフォンに別のPCからアクセスしてスキャンすると、Wi-Fi SDカードは発見でき、直接IPアドレスを叩くとページが表示されるため、設定ミスではないようです。
現在は一時的に通常の無線LANルータのSSIDとKEYを使用して接続し、スマートフォンのWi-Fiもルータに接続して間接的にWi-Fi SDカードにアクセスすることでインターネットモードを使用しています。でもこれだと外で使えません。
これはアプリ側(Wi-Fi SD)の問題ではないかと思います。
ちなみに、ダイレクトシェアモードとインターネットモードでできることに差異はありません。


以上、レビューでしたが、良い点と悪い点をそれぞれ。

良い点

  • ほとんどのデジタルカメラをスマートフォンとの連携を可能にできる。
  • 普通のSDカードとして使用してもスピード・容量ともに満足できる。
  • ダイレクトシェアモードの設定はそれほど難しくない。
  • 無線のセキュリティがWPA2であり、ある程度の無線のセキュリティが確保できる。
  • それほど高くない価格(16GBモデルで5000円強、32GBモデルで7000円強)

悪い点

  • 画質によりプレビューまでの時間が大幅に変わる。(仕方が無いことだが、高速化も検討して欲しい)
  • 閲覧時のプレビューに時間がかかる。せめて、閲覧モードを抜けるまでキャッシュを残して欲しい。(それ以上残すとファイルとの不整合が起こる恐れがあるので)
  • 投稿先をFacebook、Eメール以外も選択できるようにしてほしい。特にTwitterとの連携が欲しい
  • インターネットモードの設定に失敗するとカードにアクセスする手段がなくなる(ファームウェアの上書き更新でリセットは可能)ので、リセット方法をもう少し簡単にして欲しい。
    →Wi-Fi SDカード内の199_WIFIフォルダにある「Restore Defaults」という画像を消せば良いそうです。(英文マニュアルにて確認)
    →どうもRestore Defaults削除でもうまく初期化できないよう(Twitter情報)なので、Wi-Fi SDカード内のデータのバックアップを取ってから、フォーマット→ファームウェアの上書き更新、しか初期化する方法はなさそうです。
  • Androidのテザリングモードに対応していない(=インターネットモードが外で使えない)
    魅力が半減するので、是非とも改善をお願いしたい。(アプリ側の更新で可能?)
  • インターネットモードであればPCからも内容を閲覧できるが、ファイルサーバ尾等へ直接転送できると良いかも。

せっかくなので、問題点はトランセンドに伝えて、可能な限り改善をお願いしていこうかと思います。



7000~8000円前後なら買いかも。

5000~6000円前後なら買いかも。

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Transcend Wi-Fi SD Card 速攻?レビュー - PC破壊日記的ブログ from 伊藤浩一のWindows Phone応援団(旧W-ZERO3応援団) 2013-03-08 (金) 06:32
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  • タグ: SDカード, Transcend, Wi-FI, スマートフォン, トランセンド
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