- 2011年5月31日 10:27
- PC破壊日記
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昨日ついに発売された、MITSUBISHIの3D表示対応液晶ディスプレイ、 RDT233WX-3D。
製品HP:https://www.mitsubishielectric.co.jp/home/display/product/multi/rdt233wx_3d/index.html
あのMITSUBISHIが出してくる、という事もあり、予約開始の情報が流れたすぐ後に予約して購入しました。
そして、実際に設置・稼動させてみて、改めてその大きさ・表示に感動。
しかし、ちょっと不満に思うこともしばしば・・・。
ちょっとこの商品についてレビューしていこうと思います。
以下、「続きを読む」から。
※おことわり:あくまで私個人の感想です。ご購入を検討する際は、実際に店頭で商品を観てみることをおすすめします。
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まずは梱包から。
梱包材(発泡スチロール)がうまく使われており、ディスプレイに合わせた傾斜が付いていてその隙間に説明書などが入っていました。箱が不用意に大きくならないよう、配慮されているように思えます。
次は設置。
スタンドは結構薄いです。アルミダイカストのようなので、軽いけど結構丈夫な印象。ドライバレスでスタンドを本体に組み立てられるように、ねじにリングが付いていて、手で簡単に締め付けることができました。(もちろん、ドライバーで締めた方が確実ですが、手でも十分締まっている印象があります)
高さ調節は本体裏のねじを外して引っかかり部を外して調整する方式です。私は変更する必要が無いのでそのまま。
コネクタは(表示面を正面として、表示面が見える方向から見て)PC接続関係と電源のコネクタが背面下部、他は左側面に集中しています。私の設置場所だと、左側は完全に使えないのでマイナスポイント。多少奥にあるのでコネクタはささりそうですが・・・。あと、ヘッドフォン端子は正面左、スピーカ部の横です。
そして実際に稼動させました。
電源ボタンは本体、リモコン、どちらでもOK。PC側で1920*1080出力設定に。
表示を見た感想は、「美しい・・・けど・・・なんかおかしい」。
比較対象が2004年頃発売されたSONY SDM-HS74P(17inchクリア)なので、かなり古い機種との比較になりましたが・・・。
初期設定でも色がしっかり出ている印象を受けました。
しかし、なんか画面に薄い横方向の等間隔のスジが・・・。しかも、これが近づいて(~30cm)みると消えてしまいます。これは偏光タイプの3D液晶ディスプレイ特有の症状なのでしょうか。(おそらく、1ラインごとに偏光の方向が変わっているので、その間で目立つのかな、と)
しかし、それ以外に特に目立った症状はありません。
DV MODEボタン(リモコン)で、あらかじめプリセットされた8つのモードに切り替えできます。本体で細かく設定を変えることができるので、使用状況に応じた設定を選べるのは好印象です。
そして目玉機能のその1、超解像。
これをONにすると、映像は確かにはっきりとしてきますが、逆に文字がにじんだり見にくくなったりします。超解像機能の強さを変えて調整はできますが、不要なら切っておいた方が賢明かなと思います。
DV MODEそれぞれのモードに個別に記憶できます。
あと、あまりに強くしすぎると、アナログTVでいう「ゴースト」のようなものが見えてきます。ほどほどに。
目玉機能その2、子画面表示
この機種は、HDMI入力1と2の組み合わせ、D-SUBとDVの組み合わせの二つ以外の組み合わせで使用できます。
つまり、子画面でレコーダからのHDMI接続でビデオ/テレビを見ながらPC(DVI/D-Sub)を使ったりできます。
私はこの1台にDVI/D-Subの両方の接続をつないで、マルチディスプレイ?にしています。子画面で地デジを見たり、仮想PCの画面を表示させたり。お間抜けですが、使い方によっては結構使えます。
子画面だけ超解像効果をONにしたりできるので、ONにすれば1920*1080出力にしててもかろうじて文字は見えるかな・・・。
目玉機能その3、ギガクリアウインドウ。
Windows用ソフトウェアで必要な部分だけ超解像効果をかけることができます。動画部分だけかけることで、その他の部分の文字をはっきりとしたままにできます。
ただし、この機能は解像度1920*1080設定のみでしか使えません。
目玉機能その4、3D
Blu-rayドライブを持ってない(=ももいろクローバーの特典ディスクを再生できない)ので、どうやって効果を確認しようかな・・と。とりあえず2D→3D変換を使ってみましたが、これはおまけ機能とみた方が良いかな、という印象です。
検索していたら、Youtube 3Dなるサイトで、3D映像を提供していたので、これで確認してみることにしました。
出力設定をサイドバイサイドにして、サンプル映像(フリスクコーラで車を走らせるというおもしろ実験映像がなぜサンプル?)、石田純一が靴下をはく、という3Dにする意味がなさそうな映像の両方で見てみました。
結果は、多少左右の映像が混じったりすることがあるものの、十分立体的に見えていました。立体にする効果の強さ(奥行き)も変えることができるので、映像に合わせて切り替える方が良いかもしれません。
実はこのテストの前に、3D映像で検索したらエロ系が結構出ていました。やはりエロがすべてを牽引するのか・・・?一応検証用に使いましたが正直あんまり3Dには見えませんでしたが(なぜ見たし)
あと、3Dメガネは軽いです。メガネの上から重ねてかけることができました(メガネとの相性と個人差はありますが)
BS放送でもサイドバイサイド方式の3D放送があったりしたので、それを表示してテストしてみたいと思います。あとはBlu-rayの追加かな・・・結構値が張るけど・・・。
(5/31 23時追記)
結局Blu-ray BDXLドライブ追加して試してみました。
ソフトはRDT233WX-3Dの初回限定特典「ももいろクローバー」です。
再生ソフトにはBlu-ray BDXLドライブ Pioneer BDR-206MBKに付属のPowerDVD10で
3D再生を有効にして視聴しました。
感想は「これだ、これが見たかったんだ!」と言えるほど、はっきりと3D映像が出力されました。
その後、BS放送の3D番組(サイドバイサイド)なんか韓国の紹介映像でしたが、こちらも問題なく3Dに見えました。(ディスプレイ側で3D設定に切り替えないとダメですが)
というわけで、常に目に入る薄い横のスジさえ気にしなければおおむね満足です。
良い買い物をしたと思います。
・・・しれっと流しましたが、3DディスプレイにBDXLドライブと、IYHしすぎじゃないか・・・orz
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