- 2019年6月 2日 21:07
- PC破壊日記
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HDDは季節の変わり目に壊れやすいとは良く聞きますが、それだけが記憶に残りやすいだけだと思います。
今回故障したのはSeagateのHDD、ST6000DM003が2台。それぞれ別の場所で別の用途で使用していました。しかし、それらがほぼ同時に故障してしまいました。
データが救出できないかと考え、様々な調査を実施しました。
1台は論理故障っぽい挙動(Reallocated Sector count系が0)のため、パーティンション修復を実施(TestDiskを使用)。しかし、結局修復できなかったため、R-studioを使用してデータ救出をすることに。こちらは特に問題が無く終了。
しかしもう1台が曲者でした。エラーセクタが異常な値。以下の写真を見て下さい。
回復不可能なセクタ数が2232。数字だと初めて見る方には分からないと思うので簡単に解説すると、これはHDDの読み書きが出来なくなった部分の数です(単位はセクタ。1セクタ=512bytes)これは新品なら0が通常。2桁以上であれば交換するほうが良いのですが、4桁は明らかに異常。
しかもこのHDDはR-studioでの救出中にHDDの反応がなくなることがしばしば。たった2度だけ全セクタの読み取りができたので、その瞬間を見計らって9割以上のデータ救出に成功。しかしその後一気に回復不可能なセクタ数が5桁(約12000)になり、その後完全に認識しなくなりました。
さすがに論理故障のHDDはRMA(保証期間内交換)が出来ないため修理依頼はせず、もう一台の物理故障の1台はお店に修理依頼をすることに。
そしてついにSeagateのHDD全部が私の忌避リスト入りと相成りました。この忌避リスト、厳密に条件を決めて運用しているため、まず増えることはないはずなのです・・・が、実際けっこう入っています。(条件:連続3台の保証期間内または保証期間終了直後(+3ヶ月以内)の故障。または、ある範囲(メーカーや商品グループ)で70%以上の故障率であること。今まで、サムスン全製品、バッファローのマイク製品、オーム電気の手回し発電ライト、プラネックスの全製品、変換名人のハードウェア製品が該当。ここにSeagateが仲間入り)
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