- 2009年11月22日 01:58
- PC破壊日記
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今日大須のグッドウィルでSeagate ST32000641ASを購入しました。
https://www.seagate.com/www/ja-jp/products/desktops/barracuda_hard_drives/barracuda_xt/
容量はついに2TB、7200rpm、500GBプラッタ、64MBのキャッシュ、SATA3.0対応という、驚異のハイスペックモデルです。
このモデルを紹介している上記のページを見ると、容量制限によりさらなるハイスペック化が望めるとのこと。
つまり、容量制限によって、高速な領域だけを使うようにする、というものです。
それなら、今回のHDD入れ替えの目的である、高速化をさらに高い領域で実現できるのではないかと思いました。
しかし、容量制限とはどんなことをやっているのか。
SeatoolsのDOS版最新バージョンをダウンロードして起動し、
容量制限をかけてみました。
サイズ指定は1,099,511,627,776 Byte。1TiB(≠1TB=10^12bytes)
設定後電源を切り、再度起動。
すると、Windows7上、BIOS上ともに1TBとして認識。
(この前に設定ミスって1KBにして焦りましたw FD以下じゃん)
ここで、全領域(1TB)をパーティション確保した後、Seatoolsで本来の容量に戻しました。
すると、先頭の1TB分が確保されています。
アレ?
これじゃ1ドライブ1パーティション構成でなければあまりメリットがないような・・・。
ということで、ものは試しに、ベンチマークを取ってみました。
CrystalDiskMark Ver2.2 1000MB設定
(Ver2.1以前は重大バグがあるので使用しないでください。by作者)
制限 | 場所 | シーケンシャル | ランダム 512KB | ランダム 4KB | |||
Read | Write | Read | Write | Read | Write | ||
あり | 先頭 | 144.352 | 140.447 | 57.726 | 76.054 | 0.768 | 1.480 |
中央 | 115.482 | 112.376 | 52.064 | 63.387 | 0.762 | 1.376 | |
終端 | 74.094 | 73.209 | 41.762 | 47.572 | 0.751 | 1.257 | |
なし | 先頭 | 144.372 | 141.623 | 57.423 | 73.450 | 0.759 | 1.489 |
中央 | 115.469 | 112.677 | 51.918 | 65.178 | 0.755 | 1.395 | |
終端 | 73.979 | 73.153 | 41.364 | 47.184 | 0.729 | 1.219 | |
50GB | 143.818 | 140.748 | 57.885 | 74.694 | 0.761 | 1.489 |
単位:MB/s
制限有り:容量制限をした状態でパーティションを確保後、容量を戻して他のパーティションを確保。
制限なし:容量制限の無い状態でパーティションを全て確保。
先頭:先頭の1TBを確保
中央:1TBの直後の50GB
終端:最後の50GB
50GB:先頭の50GB
場所はDiskpart/ディスクの管理で表示されるディスクマップをもとにしています。
CPU:Core2Quad Q9450 2.66GHz
Memory:4GB
Motherboard:P5K3 Deluxe/Wifi-AP
Interfaces:P35+ICH9R SATA2.0
結果を見ても分かるとおり、パーティションを区切った場合、先頭に近いほど明らかに高パフォーマンスでした。
そして、容量制限をかける・かけないにかかわらず、ほとんど同じパフォーマンスです。
これなら、わざわざ容量制限をかけなくても良さそうです。
ちなみに、29980円でした。
あとはメインマシン第2HDDを2TBにする作業ですが、まあそう急がなくても良いでしょう。
安くなってからおいおい切り替えていきます。
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