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NEC MR04LNとQuick Charge 2.0の禁断の組みあわせ

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NECが過去に発売した、SIM2枚刺しも出来る、そしてバッテリーの持ちも良い、MR04LN。(今はMR05LNが発売中)。
電圧5V以上の出力ができ、スマートフォンや一部のバッテリーの充電速度を飛躍的に上げる技術、Quick Charge 2.0(Quick Charge 3.0、Quick Charge 4.0)

この2つの製品、それぞれはすばらしいものなのですが、この2つを組み合わせるととんでもないことが起こります。なんと、出力電圧が9Vまたは12Vに変更されます。つまり、MR04LNが受けられる使用電圧を大幅に超えてしまうことになります。

本来、Quick Charge 2.0およびその上位仕様は、通信を行って対応電圧をやりとりし、その上で充電電圧を決定しています。しかし、なぜかMR04LNと組み合わせると、たまたま同じ信号のやりとりをしてしまうのか、昇圧されてしまうのです。こうなると、MR04LN側は全く充電できません。今のところすぐには壊れないようですが・・・。

これを回避するには、

  • Quick Charge2.0対応の充電器を使わない。
  • いわゆる充電専用ケーブルを使用する。(通信線がカットされているものか、「充電専用(通信不可)」と表記されているもの)

これらのいずれかであれば回避できます。

 

・・・しかし、意外なところで問題が出ましたな・・・。

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