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2013年5月 Archive

HDDに不良セクタが発生→消える→また発生。どういうこと?

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先日、Beckyでメールを読もうと思っていたら、なぜか特定のメールボックスのフォルダが存在しない。

これはおかしいと思い、HDDのチェックディスクを行ったら、不良セクタが12KB(約24セクタ)発生しているとの報告が。
緊急で新しいHDDを発注し、該当のHDDを取り外すことに。

今回、不良セクタが発生したのはSamsung製のHDD HD204UI。MADE IN KOREA製です。約3年、11000時間近くの使用時間。MTBFをSpec Sheetで・・・と思いきや、探そうにも情報が出ない。某所にあったPDFを見ても[N/A]の記述。つまり、不明です。
別の経路で見るとSeagateのホームページに飛ばされる始末。買収されたのでしょうか。

このHDD、過去にSMARTのIDENTIFY_DEVICEコマンドが発行されるたびにHDDへのデータ書き込みを阻害するというとんでもない問題を引き起こした代物です。(smartmontools、CrystalDiskInfoそれぞれに記載あり。自分の検証ページはこちら)
結局2度のファームウェアアップデートを経て、その問題は収束しています。

閑話休題

そして新しいHDDを入手し、データを全てコピーした後、HD204UIのSMART情報を確認したところ、Current Pending Sectorが0x5A(90)個との表示。基準以下とは言えかなり多いです。
そして、このあとクイックフォーマットの後cipherコマンドでディスクデータの全消去を実施。すると、なぜか全てのCurrent Pending Sectorが消え、0に。
しかしその後、チェックディスクをchkdsk /rで実行するとまたもやCurrent Pending Sectorが増加。廃棄を決定しました。

しかし、いままでCurrent Pending Sectorが書き込み処理で消えるなど、今まで経験したことがありません。過去Seagate、WesternDigitalのHDDをそれぞれ数十台買っており、不良セクタ、Reallocated Sector Count、Current Pending Sectorが出たことも1割ぐらいの確率であるのですが、SMART Testを行わない限り消える(変化する)ことはありませんでした。
しかし、HD204UIはそれらを「無かったこと」にするのです。再び読み書きするまで気づかないように。

いままでSamsung HDDは3台購入していますが、初期不良1台(別メーカーに交換)、2台が不良セクタで廃棄(約2~3年)と、他に比べて明らかに寿命が短いように感じます。

あまりにも信頼性がなさ過ぎるため、また先の動作に非常に大きな問題を感じたので、今後二度と買わないと心に固く誓いました。
(よく見るとSeagateのラインナップにSamsungのHDDが一部含まれているようで・・・製造国で判断するしか無いのかな・・・)


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