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ユーザーに不満を強いるコピーワンス。
不具合事例も多いのが特徴です。
ムーブに失敗すると、ブラックホールへ放り込まれ二度と見れないこのシステム。
そこで、緩和に向けた話し合いが行われ、そこで出た結論は、「10回のコピー+1回のムーブ」
COGという技術を使用するらしいです。
録画が1回目に相当するので、実質9回のコピーが可能となります。
また、iPodなどのポータブルデバイスへのコピーも1回とカウントするとのこと。
制限を超えた時点で初めて1回とカウントするそうです。
これにたいし、日本芸能実演家団体協議会は、元々Copy3回+Move1回との考え崩してはいないが、一定の理解を示したとのこと。
日本音楽事業者協会は、緩和は残念との回答。暫定と判断し、Copy3回+Move1回を再主張。
映画業界は「ワンソース・マルチユースの観点」から、Copy1+Move1回を原則としたい考え。一応、即時拒否はしていない模様。
放送局は、ハード不良のバッファを含めても、多すぎるとの主張。
さらには、もう一つ別の主張が。
私的録音録画補償金の値上げを主張する声も上がっているとのこと。
ここで私見を述べさせていただく。
まあ、故障・失敗したときの保護として、コピー回数が増えたのはまあ納得がいきます。
しかし、iPodなどへの、明らかに劣化コピーとなるパターンまでも1回とカウントされるのは納得がいきません。
携帯プレーヤー側と連携し、携帯プレーヤからのコピーを禁止にした上で、上記のカウントに計数しないのが原則ではないのか。
まあ、同じように、VHS、DVDへの劣化コピーもカウント回数を減らせないのか。
まあ、DVDは結構画質がいいけどさ・・・。
あと、今までのチューナーへの対応をどうするのか。
すでに1億台以上のデジタルチューナーはあるはず。
これら全ての機器についての対応をどうするのか。
それとも過去の機種は全部切り捨てにするのか。
切り捨ての場合は、とてもじゃないがアナログ放送停波を認めるわけにはいきません。
この使いづらさを我慢して使用しているユーザーがたくさんにるのに。
そして、私的録音録画補償金の行方。
なんか値上げするとか?
その金は著作権者に分配されるのならいいが、またJASRACなどがむしり取るようなら話は別。
JASRACは著作権管理団体ではありません。著作金回収団体です。
管理ではなく搾取しか考えていない団体です。
そこに行くようなら到底認められません。
まだまだ議論を呼びそうなこの制度。
最終的にいったいどこへ向かうのか・・・。
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