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日本ユニセフ協会が、児童ポルノ禁止法の改正について、さらなる罰則強化を求めてきました。
https://mainichi.jp/select/jiken/news/20080312k0000m040029000c.html
関連:GIGAZINE:https://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080313_child_anime_manga/
これによると、18歳未満を撮影した性的画像の写真・画像の単純所持を罰するとともに、
さらに漫画の虐待表現なども「準児童ポルノ」として取り締まれというもの。
はっきり言う。
前者はまだ分かるが、後者は絶対に反対だ。
まず、犯罪抑止効果が全く見えない。
18歳未満の性的写真、ということは、どこかにその被写体となった実在する人物がいることになる。
その撮影を禁じるというのは、一定の理解が得られるだろう。
しかし、その所持を禁ずるのはいかがなものか。
それ(回収)を利用して犯罪行為を事前に抑止する、犯人を見つける用途ならまだ納得がいく。
逆に、そういった目的も無しに一律に犯罪にするのはおかしい話である。
そして、最も理解不能なのが、漫画での表現の禁止。
こちらは、実体が存在しない。
実在の人物が存在しない。
なのに取り締まるというのはどういう了見か。
表現の自由の侵害である。
そして、もう一つ。
漫画での表現が無くなって、実際の子供に対する犯罪が減るとは思えない。
むしろ、漫画で欲求を満たしてきた人たちが、その欲求のはけ口を実在の子供に向ける
危険性の方が遙かに大きい。
もちろん、漫画を見て「これは実行できそうだ」と思って実際に犯罪に走る人間もいるだろう。
しかし、二つを天秤にかけると、どう考えても後者の方が圧倒的に少ない。
なぜなら、後者はいったん実際の人間に対する行為を抑えているからである。
前者では犯罪を誘発する可能性の方が大きい。
この案、自民公明両党が検討を開始し、民主党も議論を開始したとか。
こんな法案改正は断固として反対である。
逆に犯罪を増やす気か。
表現の自由を奪う気か。
署名?逆署名してやんよ。
3/14追記
どうも、ユニセフ(UNICEF)とはある意味で無関係のようで。
全く関係がないわけではないが、今回の件に関しては完全に日本ユニセフ協会の独走だったようで。
ふざけてんのか、日本ユニセフ協会。
本部が意見していないようなことをさもユニセフ全体が語っているように話をするな。
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