- 2007年4月 3日 23:02
- ニュース記事
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NOVAが実施しているポイント購入制による学習の提供。
これを巡って、ある退会した利用者と一悶着がありました。
というのも、ポイント購入の際、購入量に応じた割引があります。
つまり、購入数が多ければ多いほど、単価を下げて購入できるのです。
これに対し、退会時には、すでに利用したポイント数以下で最も近いポイント数に対応する単価と利用ポイントを掛け算し、その金額を当初購入時の金額から差し引いて返還したというもの。
たとえば
1000ポイント:単価1200円
500ポイント:単価1500円
ならば、600ポイント利用して退会した場合、
本来は、(1000-600)*1200=480,000円なのに、
(1000*1200)-(600*1500)=300,000円しか返金していないのです。
180000円はNOVAが回収しているのです。
これに対し、裁判結果は利用者側の勝訴。
このような返金方法は違法との判断を示しました。
消費者保護の観点からも観たとのことで、これには納得がいく判決です。
自由な解約を阻害するものだ、ということのようです。
今回は利用者側に賛同いたします。
やはり本来買った金額から差し引くのがスジでしょう。
ハイウェイカードでも、カードの種類に応じた残額計算をしています。
サービス料金付きのカードはそのサービス分を勘案して返却に応じていました。
悪徳業者まがいの活動が一般企業にも増えているのを悲しく思います。
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