Tweet |
マイクロソフトが以前DirectX SDKにて提供していたGraphEdit。
少なくともDirectX8 SDKでは含まれていました。
このGraphEdit、最近のDirectX9 SDKには含まれていません。
一体どこへ行ったのか。
まず、GraphEditを知らない方へ簡単な解説。
このソフトは、動画/音声ファイル(AVI、WMA、ASF、MPEG、mp3など)が、
どのような経路を通って再生/表示されているのかを見ることが出来ます。
たとえば、標準的なAVIファイルなら、
AVIファイル→AVI Splitterで音声と映像を分離→それぞれをデコード→画面へ表示・音を出力
のように、その経路を表示してくれる物です。
さらに、このグラフには手を加えることが出来るので、出力先をファイルに変更できたり、
別のフィルタを通すなんてことも可能です。
構造を知るという意味では重要なツールであるといえます。
以下のサイトも参考になると思います。
GraphEdit ガイド:https://homepage2.nifty.com/sophia0/freesoft/GraphEdit/
このGraphEdit、元々はDirectShow関係のツールとして提供されてきました。
なのに、それに最も関係するDirectX SDKに同梱されてない。
どこに行ったのか。
調べていくと、今現時点(2007年12月26日)では、Windows SDKに移動していました。
入手先:https://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=7614FE22-8A64-4DFB-AA0C-DB53035F40A0&displaylang=ja
しかし・・・ここで一つ大きな問題が。
ただでさえ、DirectX SDKのファイルのサイズは大きい(DirectX9 SDK Nov2007で約440MB)のに、
Windows SDKはそれの約3倍、約1400MBもあります。
ダウンロードが非常に大変。
さらにISOイメージなので、DVD-Rに書き込むなり、ディスクイメージを読み込めるソフトを用意するなりの
準備が必要です。
また面倒なことになってきたものですねぇ。
- Newer: 4GBのメモリを搭載するとどうなるか Windows98編
- Older: メインマシンの再インストール、ついに開始!
Comments:0
Trackbacks:0
- TrackBack URL for this entry
- https://pc-diary.com/movt_direc_post/mt-tb.cgi/1126
- Listed below are links to weblogs that reference
- Grapheditはどこへ行った? from PC破壊日記的ブログ